2018/07/23
組織づくりにコーチングが注目されているわけ?

どうも! kimiです。
今日も調子がいいので頑張ります。
まずはじめに、組織って聞くと何を思いつきますか?
企業、団体、学校、チームなどが思い浮かぶと思います。組織とは簡単に言えば共通の目標達成に向けて色んな役割を担い協働する体系のことです。
今回は、企業において“組織づくりにコーチングが注目されているわけ” を少しお話ができればと思います。
ところで、あなたの会社は働いていて楽しいですか?
では、あなたは今の会社にどんな期待をしますか?
働く人が共通する悩みは?
働く人の目的や価値観はそれぞれですが、多くの人は稼ぐため、自分のキャリアビジョン、または家族を守るためと、さまざまな想いから必死になって満員電車でも毎朝出勤して働いていると思います。
その中で、どの業種も職種においても共通して言える悩みは「人間関係」ではないでしょうか。
会社という組織に所属する以上、経営者と社員の関係から上司と部下の関係、先輩と後輩の関係など、人と関わることが当たり前であり、無意識のうちにそこで日々行動しているのです。
数字でわかる退職理由は?
新入社員から若手社員、中堅社員までも下の数字から見てもわかる通り、「人間関係」によって退職する人が43%も占めています。
これが転職する人の “ホンネ” ではないでしょうか。
当然、人は「キャリアアップしたい」とか「労働時間や環境が合わなかった」と言って辞めて行きますが、これは「いい言い訳」に過ぎないのです。
1位:上司・経営者のやり方が気に入らなかった(23%)
2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
4位:給与が低かった(12%)
5位:仕事内容が面白くなかった(9%)
6位:社長がワンマンだった(7%)
7位:社風が合わなかった(6%)
※リクナビNEXTより
働いていて楽しい会社って?
働いていて楽しい会社って何でしょうか。
色々あるかもしれませんが、やりたいことが実現できて日々頑張っている人もいれば、高収入で責任のある業務に携わりながらやりがいを感じている人もいるでしょう。
でも、やりたいことができている人や大きなプロジェクトでやりがいを感じている人が、もし社内の人間関係においてストレスや苦痛を感じてしまったらどうなるでしょうか。
経営者や上司の考え方、または方向性がズレたり、社内の人と上手く付き合えなかった場合、会社に行くのも辛くなって、仕事をしていても最高のパフォーマンスが発揮できなくなりませんか。
そして、そう言う人たちの中にいると負のエネルギーが発生して自分の自尊心が下がり悪い方向へと変わっていきます。
一人ひとりがあっての組織
組織をつくるために大切なのは個人だということです。組織があっての個人ではなく、個人があっての組織なのです。
だから自分自身に焦点を当てないと、本当に強くて素晴らしい組織にはならないのです。
悪い組織というのは、例えば、何もしない上司がいたり、部下の方向性がばらばらだったりします。
そこから愚痴や文句が生まれ、お互いダメなところしか見えてこなくなり、組織としては最悪の状態へと陥ってしまうのです。
つまり、これは一人ひとりに問題があるという訳です。
一人ひとりをつなぐ人間関係を “集大成” とするなら、人間関係をより深く強いものにする必要があると思うし、それはとても価値があります。
組織づくりにコーチングが!
コーチングと聞くと、目標達成や自己実現のために、多くの経営者が会社のためにコーチをつけているイメージが大きいと思います。
もちろん、それが主流ではあります。
実は、コーチングはとても身近な「コミュニケーション」を学ぶ学問なのです。
人はそれぞれ価値観が違うから、それぞれに合ったコミュニケーションが必要なのです。
現在は、国もコーチングに注目しており、多くの経営者が社員に向けて「情報」「捉え方」「やる気」「気づき」「行動」を引き出す動きになってきています。
会社という組織づくりにおいて、経営者や上司だけではなく、社員一人ひとりも含めて、コーチングの思考が必要となってきており、すでに取り組みが始まっているのです。
ただ、コーチングはとても深く、スキルや知識だけ身につけても上手くいかないのです。
例えば、いつも部下に怒る上司があるコーチングセミナーに行った話があります。セミナーを受けた後から急に怒らなくなりました。
「うん、うん」と頷いて聞くだけの上司に変わり、それが返って部下から気持ち悪く感じられ、逆に接しにくくなったということもあります。
これでは、全く効果もなく意味のないものとなり、とても残念でしかないです。
どんなコーチングを学べばよいのか?
私たちが提供するコーチングは、TCS(トラストコーチングスクール)は自分を信頼する力を身につけ、理想の自分に向かうことを楽しみながら、大切な人にきちんと手を差し伸べられる人になることを目指しています。
まずは、一人ひとりが自分へのコミュニケーション(質問)を身につけ、自分への信頼をベースに考え行動することで、相手からの信頼を得ることができます。
学びながら実践することで自分の変化から周りの人の変化までも体感することができます。
最後に、社員一人ひとりがコーチングを学び活用する集団になれば、社員の笑顔が増えて生き生きと活躍することができると思います。
そうすることで、人間関係に左右されず一人ひとりのパフォーマンスが上がり、会社と社員のシナジー効果を発揮することができると言えます。
kimi
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- 組織づくりにコーチングが注目されているわけ? - 2018年1月20日